Before
 わたしに関わらないでください―――導かれるままにゲームをプレイすることになった『渚』。ゲームのクリア条件として、彼の守らなければならないキャラ―――『次代勇者』の少女と、彼は何とか出会うことができた。しかし、彼は困惑した。何故ならその少女は、自らの死を望む、死にたがりの勇者だったのだ―――。
かいり
(ID r9hykKTBRCOCE)
5.とある妖精の過去
死にたがりの勇者と守り人
シリーズ一覧
作品を読む
Next
1
/
10
11 分
死にたがりの勇者と守り人5…
14 分
アマガサ×ドロップ
14 分
青春怪奇譚 ごーすとれいと…
9 分
海色の鯨第一章 色あせた夏…
11 分
独り相撲の土俵際
16 分
断片再生機Twitter掌…
15 分
とある鍛冶屋の初恋物語3 …
16 分
僕の夏
8 分
スノゥメイカー
8 分
物怪奇譚
9 分
剣に花束。一ノ太刀──少年…
20 分
唄、雨空の中で暗い雨が降り…
53 分
絶対王女カリン!!絶対王女…
19 分
傭兵さんの放浪記第1話 血…
30 分
ずるい人
30 分
見て聞いたのだから信じよう
8 分
偏差値70の俺の異世界転生…
8 分
FCWeelOfFortu…
8 分
僕たちはここに。
16 分
FCWeelOfFortu…
11 分
妖怪探偵水無月 時雨の事件…
8 分
狂気の缶詰
11 分
みえる人
8 分
日常死・旅人
8 分
日常今・バーテンダー
14 分
俺の奥さん膝枕とツンデレ
8 分
ある青年の話
26 分
神の素顔、かくありき
28 分
First Shot
14 分
黒王国物語 エレン編(4)…
22 分
黒王国物語 エレン編(2)…
18 分
異世界大戦〜異世界遭遇〜プ…
8 分
異世界大戦〜異世界遭遇〜プ…
65 分
IRREGULAR;HER…
13 分
とある鍛冶屋の初恋物語1 …
14 分
とある鍛冶屋の初恋物語2 …
12 分
青春怪奇譚 ごーすとれいと…
10 分
死にたがりの勇者と守り人1…
9 分
俺は今日から潔癖吸血鬼1:…
25 分
転生した魔法少女2:私って…
9 分
始祖の竜神と平凡の僕。1.…
29 分
ピアス
187 分
ときには、心休まる休息を
11 分
夏空と君と私と、感情の話。…
30 分
嘘つきスペクター君の嘘は優…
11 分
夏空と君と私と、感情の話。…
12 分
春雷お揃いの秋
20 分
FCWeelOfFortu…
10 分
FCWeelOfFortu…
11 分
初初詣デート私は男の子に告…
21 分
第一章 大いなる海竜種 1…
8 分
バカでも恋をする鯖
14 分
planetariumログ…
30 分
スマートフォンから始まる恋…
29 分
勇者を召喚したら前世の孫が…
12 分
俺の奥さん。先に〇〇とメイ…
22 分
鳥の夢
13 分
俺の奥さん。猫 後輩
14 分
この世界は絶望そして希望
8 分
表裏ラビリンス退屈な日常
25 分
鋼の心に灯すは紫炎~再生編…
12 分
風漂始まりの風
15 分
始祖の竜神と平凡の僕。2.…
17 分
鋼の心に灯すは紫炎~再生編…
15 分
青春怪奇譚 ごーすとれいと…
29 分
ネバーエンド・ラブストーリ…
10 分
異世界大戦〜異世界遭遇〜プ…
12 分
風の名前を探して Ⅳ
10 分
世紀末UFOビーチボール仮…
14 分
"自問"私と貴方、初めまし…
163 分
治癒魔法でも治せない君の心…
367 分
第一話EP.1 アルカスの…
105 分
水流のロック
334 分
治癒魔法でも治せない君の心…
19 分
転生した魔法少女3:私って…
10 分
青き空の中の赤き炎民宿レハ…
15 分
死にたがりの勇者と守り人3…
13 分
青春怪奇譚 ごーすとれいと…
9 分
スマートフォンから始まる恋…
17 分
転生した魔法少女1:私って…
29 分
ちょっとだけ切ないストーリ…
35 分
夏のはじまりの日
34 分
クリスマスプレゼント
26 分
第一章 大いなる海竜種 2…
10 分
贖罪のブラックゴッド果てな…
24 分
二人のズッキーニはかたみに…
21 分
死にたがりの勇者と守り人4…
25 分
第一章 大いなる海竜種 1…
28 分
死にたがりの勇者と守り人2…
16 分
女、三人集いて
14 分
第一章 大いなる海竜種 …
61 分
朝日山神社奇譚−付喪神物語…
18 分
治せないのは君の心だけプロ…
14 分
夏休みの終わる世界―第一話…
News
運営者
Alight 「-ノベル版- 」の中のひと
メール
admin@alight-books.com
本サービス内のアカウントID
Twitter
備考
Alight 「 -ノベル版- 」 は中のひとが個人で開発しているサービスです。将来的に法人化(会社運営)する可能性もございます。中のひとは普段Webデザインや普通のエンジニア的なことをしております。
メールアドレスへのお問い合わせは基本的にご遠慮ください。ログイン後に質問掲示板がございますので、 できるだけそちらでお願いいたします。会員登録をしたくないといった場合、 また公開できない内容の案件のみご連絡ください。
京都府京都市のどこかに在住。
PC版
モバイル版
トップページ
  • 閲覧方法
  • ブックマークやしおり、Twitterでシェアする
  • 作者に感想を届ける
  • 作者のプロフィールを見る
  • ユーザーをフォローする
  • 検索
マイページ
  • 作品一覧
    • 作品の編集・削除
    • 全削除
  • エディター
    • ルビを振る
    • プレビューを非表示
    • 全画面に広げる
    • 背景色を変更
    • 挿絵を挿入
    • 作品を投稿
    • 空行込みでコピペする
  • ブックマーク
    • 解除
  • しおり
    • 解除
    • しおりに登録したページのPCとモバイルの差異の説明
  • メッセージ
    • メッセージの作成
    • メッセージの閲覧
    • メッセージの削除
  • 感想
    • 初期表示
    • 作品ごとの表示
  • フォロー
    • 解除
  • フォロー作品
    • 説明
  • 閲覧履歴
    • 説明
  • 掲示板
    • 質問の作成
    • 質疑応答をする
  • 設定
    • プロフィールの変更
    • アカウント情報の変更(ハンドルネーム、 メールアドレス、 パスワード)
    • ID変更
    • ログアウト
    • 退会
Forgot Password?→
Alight「-ノベル版-」は、快適な読書体験を提供するために
全画面表示で作品を表示いたします。
左下にあります見開きアイコンでいつでも解除できます。
ごゆるりと作品をお楽しみ下さいませ。
作品を読む
 季節は冬。
 寒さが身にしみる頃、大学の構内にて今まさに、少し遅い青春の一ページが刻まれようとしていた。
「綾香お前が好きだ。付き合ってくれ」
 男、龍崎(りゅうざき)夕日(ゆうひ)は今、告白をしている。
 相手は小さい時からずっと一緒だった幼馴染の椎名(しいな)綾香(あやか)。
 綾香は長い黒髪に清楚な顔立ち、そしてなんといっても笑顔が可愛い女性だ。
 夕日は黒髪の短髪で髪にこだわりがないのかあまり遊んでいない。
 顔は普通より少し上というところだ。
 特段イケメンというわけではない。
 そんな彼らは共に十八歳の大学生で、二人とも家が近いこともあり一緒に帰る約束をしていた。
 夕日は小さい頃から綾香のことがずっと好きで、いつもと変わらぬ、いつもと同じ様子で待っていた綾香に、遂に告白を仕掛けたのだった。
「っ!? えっ、えっと⋯⋯」
 綾香はいきなりの告白に動揺し、あたふたした。
 そんな初(うぶ)な反応を見せる綾香はまだ誰一人として付き合ったことがなかった



 美人の部類に入る綾香を放っておく者はおらず、高校時代はかなりの回数、告白を受けていた。
 だが、その告白は本命からではなく全く興味もないような人ばかり。
 本命でもない人からの告白、それを断るときの辛さ。
 綾香にとって告白は次第に嫌なものへと変わっていった。
 だが今回の告白は意味が違った。
 綾香の頬は次第に紅く色づき始める。
 いつもの心持ちでいた綾香は完全に虚を衝かれていた。
 思ってもいなかった告白にはやる気持ちを抑え、綾香は落ち着きを取り戻す為、大きく息を吸い、ゆっくりと吐いた。
 そうして心が落ち着いたのを確認し、夕日の目を見据えて口を開いた。
「⋯⋯うん。こちらこそよろしくね」
 その返事は肯定を示すものだった。
 告白の成功。
 それは本来嬉しいはず。
 だが夕日は自身の予想とは全く違う綾香の返事に耳を疑っていた。
「⋯⋯えっ、今なんて?
「これからよろしくねって」
「それって、つまり⋯⋯俺と付き合うってこと?
「うん。そうだよ。さっきから言ってるじゃん」
 未だ現実感が乏しい夕日はまだ信じきれていなかった。
「夢じゃ、ない、よな?
「ほら、夢じゃないでしょ」
 綾香はこれが夢ではなく現実だと気づかせるため、夕日の頬に手を当てた。
「冷たい。⋯⋯でも、温かい」
「冷たいのに温かいって何? 変な夕日だね」
 今の季節かなり冷え込むため、手袋をしていない綾香の手はかなり冷たかった。
 だが、夕日にはその冷たさが、逆に温かく感じられた。
 これで晴れて二人は恋人。
 綾香と恋人という事実に気分が高鳴るなか、夕日はふと疑問に思うことがあった。
(即答だったけど、普通はじっくり考えるものじゃないのかな? ⋯⋯いや、嬉しいんだけどさ)
 なぜ即答だったのか答えは1つしかないのだが、今まで綾香はそういう素振りを見せ


たことがなかった。
 だから夕日が疑問に思ってしまうことも当然と言えるだろう。
「いきなりだったのに即答なんだな」
「なんで? だって私も好きだし。夕日のこと」
「ほ、本当に? いつから?
「小さい頃からずーっとだよ」
(小さい頃からって本当かよ。そんな昔から両想いだったなんて)
 フラれる覚悟で抑えきれなくなった想いを打ち明けた夕日だったがその覚悟はあまり意味をなさなかった。
 そもそも二人は昔から両想いだったのだから、フラレるわけがなかった。
 その事実に夕日はもっと早く告白すればよかったと強く後悔し、告白が成功して嬉しいはずなのに苦笑いをするしかなかった。
「でも、よかった。ずっと俺の片想いだと思ってたからさ。綾香、そんな素振り全然見せなかったし」
「それは夕日もだよ!!夕日からそんな素振り全然感じなかった」
「だってそれは、綾香が俺のこと好きじゃないと思ってたから、あんまり好き好きやるのも、どうかと思って」
「実は私もそうだったんだ。夕日は私のこと好きじゃないと思ってたから。それにフラれるのが⋯⋯怖かった」
 うつむき加減に話していた綾香は視線を夕日に向ける。
 自然と互いの視線が重なっていき、そして、二人の間を静寂が支配した。
 だが、その静寂は二人の笑い声によりかき消された。
「ぷっ!! なんだよそれ」
「ふふっ、本当、なんだよそれ、だね」
 互いの事を思った結果こんなにも遠回りになってしまった。
 そのことに夕日も綾香も笑わずにいられない。
「こんなことならもっと早くに言うんだった」
「本当そうだね」
 綾香からのカミングアウトは、夕日をより一層早く告白すべきだったと後悔させた。
 そのことは夕日と同じ年月、いやそれ以上の想いを今の今まで打ち明けてこなかった綾香は、より強く後悔しているに違いない。
「あ、でも私、夕日に言わなくちゃいけないことが」
 笑った後の緊張感の取れた緩い空間の中、綾香が何かを思い出す。
 その何かは綾香の張り詰めた表情からとても重要な何かだということが見て取れた。



「きゃー!!
「く、来るなー!!
 だが、綾香の言葉の続きはどこからともなく聞こえる悲鳴によって遮られた。
 聞こえててきた声は何かから逃げようとしているものだと理解できた。
「なんだ!?
 夕日は悲鳴の聞こえる方向に視線を向ける。
 悲鳴は大学の構外から聞こえていた。
 距離もそこまで遠くはない。
「なんだ⋯⋯あれ」
 夕日の視線の先には見たこともない巨大な物体。
 突然の異常事態に夕日はここにいるのは危険だと綾香の手を取りその場から離れようとした。
 だが、夕日の手は綾香の手を掴むことはなかった。
「綾香?
 空を切る手。
 それをおかしく思い綾香へと振り返る夕日。
 当然、振り返るとそこに綾香はいた。
「綾香、早く逃げるぞ!!
 そう綾香を急かし再び腕を掴みにかかる夕日。
 夕日が綾香の腕を掴む。
 その前に、綾香の腕は夕日の手を交わし夕日の胸へと伸びていた。
「えっ!? ⋯⋯な、んだよこれ。どう、してだよ」
 突然のことに驚きの声を上げる夕日。
 夕日の胸にはナイフが刺さっていた。
 それは幾何学模様の入ったナイフ。
 そのナイフは一人の人間の手に握られていた。
「あ、やか」
 夕日の心臓にナイフを刺していたのは綾香だった。
 夕日が刺された場所は心臓。
 夕日は確かに刺された。
 だが、不思議と血は1滴たりとも出てくることは無い。
「ごめんね⋯⋯夕日」
 ナイフを刺した張本人の震えた声。
 その声を聞き、夕日は闇へと誘われていく。



 閉じる瞼になんとか抵抗しつつ、かろうじて視界に入った綾香はやはり美しかった。
 綾香の顔に流れる二筋の滝を最後に、夕日の意識は闇に溶けていった。
1
4
面白かった!
続きが読みたい!
感動した!
可愛かった!
かっこいい!
感想を削除する
登録が完了しました!
確認事項
戻る
実行