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/*** ミトナル=アカマース・マノーラ Side ***/  ギルドはリンから委託された資金で問題なく立ち上げができそうだと、イリメリが教えてくれた。  リンとマヤが旅立ってからすぐに、僕はルナと一緒に王宮に呼び出された。ハーコムレイに呼ばれたからだ。別に着たくもなかったが、近衛の訓練に参加させてくれるという事なので渋々だが王宮に向かう事にした。  訓練に参加できるのは、僕としては美味しい。  僕の持っているスキルは格上の人との戦闘経験が絶対的に必要になる。実際の戦闘でも吸収できるとは思うが、訓練でそれができるのなら、実践の前に試せるし、習熟する時間を得られる。リンの為に、僕は強くなる。  これから、数日はここで訓練に参加して良い事になった。  リンとマヤが王都から旅立って3日が経過した。  僕は、近衛から武技や魔法を吸収している。午前中は、イリメリらと近くの森に狩りに出かける。昼過ぎから、近衛の訓練に参加する。 「ミトナル嬢を、近衛に推挙するのは無理なのか?」  遠くで僕の事を話している。  ルナのお兄さんと一緒に居た”なんとか”という護衛と見学に来ていたローザスと話している。  何度か、近衛にならないかと勧誘を持ちかけられているが、断っている。僕は、リンを守る盾で、リンの敵を屠る剣なのだ。それに、王家がリンの敵になれば、王家の人間でも屠る。そんな人間が近衛になぞなれるはずがない。 「ミル!」  ルナが呼んでいる。  同じ話なのだろうが、話を聞かない事には断る事もできない。  それに、できれば王家にはリンの味方になってほしい。どうやら、奴らは男爵と教会の重鎮の息子で間違いは無いようだ。|フレット《松田昴》と|カルーネ《清水結衣》が調べてきた。敵が権力を持っているのなら、リンの味方にも権力を持った人間が欲しい。 「ルナ。呼んだ?」 「ミル。ごめん。何度も、兄様が…」 「いい。わかった。僕が話す」 「ごめん」  ルナが申し訳なさそうにしているのは、僕も困る。ルナはリンの味方になってくれる。ルアリーナではなく、熱川千明はリンの味方だ。 「ハーコムレイはどこ?」  ルナが指さした方向に、ローザスと一緒に居るのが解る。さっき話をしていた護衛も一緒だ。 「ミトナル嬢。何度もすまない」 「いえ、大丈夫です。それで?近衛の話は、以前お断りいたしました」 「いや、それはもう諦めた。リン君の後見人にでもならない限りは無理だろうからな」 「それでも無理です。僕は、リンの盾であり剣です。近衛になる可能性はありません」 「ここまで清々しいと何も言えないな」 「それで?」 「あぁ今度、晩餐会があるのだけど、ハーコムレイの護衛で出てくれないか?」 「え?僕が?護衛?」  ローザスの言っている事がわからなかった。  護衛なら、近衛が居るし、ハーコムレイにも護衛が居る。その者たちが護衛を行えば問題ない。 「そうだな。最初から説明した方がいいな」  話は簡単だった。  今年パシリカを受けた”貴族の子弟”のお披露目が王宮で行われる。  勿論、貴族ではない僕には出席する権利も義務もない。  ルナは出席の義務がある。  貴族であるし、まだ候補だがローザスの正妻候補なのだ。他の貴族へのお披露目の意味もあるので欠席できない。貴族席ではないが、フレットも出席する必要があるという教会の有力者の娘なので出席しなければならないようだ。  ここまでは納得できる。  なぜハーコムレイが出席する事になっているのかと言えば、ルナをエスコートする役割は、ローザスができるわけではない。父親のエスコートが一番スマートだが、若手貴族の集まりに辺境伯が出るわけにはいかないので、ハーコムレイがエスコート役になるようだ。  会場で、ハーコムレイからローザスにルナを引き渡す事になる。その後、ハーコムレイは1人になってしまうので、今年パシリカを受けた者を連れてきたという格好にするのがベストだという事だ。  それで、僕に白羽の矢が立ったのだ。  僕のメリットがある。今年パシリカを受けた貴族が集まるという事は、立花たちもある程度の人間が集まる。  さすがにその場で殺す事はできないが、全員を確認する事ができれば、リンだけではなくイリメリたちのメリットに繋がる。特に、スキルを確認できるのは大きなメリットになる。  ローザスとハーコムレイにいくつか確認してから、二人の申し出を受けると返事をした。  金銭的な報酬も約束してもらった。その他にも馬車を3台もらう事になる。中古だと聞かされたが、ギルドで使うには丁度いいだろう。  晩餐会は明日行われるらしいので、今日は訓練も切り上げて、ミヤナック家に行く事になる。護衛だからといってみすぼらしい格好で行くわけには行かないので、着ていく服を借りるためだ。吊るしの服があるわけではないので、サイズ合わせを行う必要があるためだ。  護衛をしている女性の服をもらう事になった。  サイズは一部を小さくする必要があるだけでほかは大丈夫そうだ。リンはおっぱいが小さい方が好きだといいな。マヤも小さかったから大丈夫だと思いたい。  護衛の女性に、護衛の心得を教えてもらう事になった。  これは、リンを護衛する時にも使える技術ですごく嬉しい。  ”スキル:剣技の吸収”がしっかり発動しているのか、いろんな武器の武技を吸収している。  魔法は、元々持っていた物のレベルが上がっている感じがするだけだ。それでも、初級魔法だけではなく中級魔法が使えるようになっている。詠唱破棄は、何度かイリメリとフェムと狩りに行った時に覚えた。  魔法と剣技に関係するスキルは吸収する事ができるようだ。イリメリが持つような、属性無視のようなスキルは吸収できない。できるかも知れないが、条件がわからない。それでも、かなりのアドバンテージがあると思える。  最低でも、近衛に入ってもおかしくないくらいには強くなっていると思っている。 「ミル!」 「ん?イリメリ?」 「予定がなければ、狩りに一緒に行かない?」 「ごめん。今日、ルナに付き合う事になっている」 「ルナに?」 「うん」 「そうわかった。ごめんね」 「そうだ。イリメリ。報酬で馬車を貰える事になっている。ルナが持ってくると思うけど、ギルドで使って欲しい」 「え?馬車?」 「うん。中古の馬車を3台もらう事になっている。僕は馬車なんて必要ないし、ルナが”ギルドで使ってもらえばいいよね”と言っていた。詳しくは、ルナと話して欲しい」 「わかった。ありがとう。馬車があれば、狩りの時に着替えとか、荷物運びで使えるから欲しかったのよ」 「それならよかった」  宿屋から出た所でイリメリと出会えて丁度良かった。  馬車の事を伝えておきたかった。  約束通りの時間に、ミヤナック家に到着できそうだ。 「ミル!」  ルナが僕を待っていてくれた。 「よかった」  よかった? 「なに?」 「ねぇフェムの所に誰か居た?」 「うん。出てくる時に、イリメリと会ったよ?」 「サリーカとタシアナは?」 「わからない…けどなんで?」 「兄様もだけど、急に殿下の護衛も必要になってしまって、それに私が殿下の護衛に付くのに、父様が反対してしまったから…」 「わかった。少し戻って声かけてくる」 「うん。兄様と殿下から、ギルドに依頼の形にすると言っていた」 「何人くらい?」 「最低で、3人。できれば、4人。多いほど…。嬉しい」  4人…。|サリーカ《中里》と|フェム《重久》と|イリメリ《瞳》と|タシアナ《里穂》。 「わかった。待っていて、フェムの店に行ってくる」  貴族街からフェムの店までは急げば5分くらいで到着できる。  イリメリの様子から、狩りに行こうとしていたから、ある程度の人数がまとまるはずだ。 「イリメリ!」  間に合った。 「ミル?」 「よかった…。あ…のね」 「いいから、呼吸を整えて」  呼吸を整えてから話をする。 「うん。ありがとう」 「イリメリ。フェム。タシアナ。アルマール。カルーネ。お願いがある」 「どうしたの?珍しいわね」 「ルナのお兄さんとローザスからの依頼。皆に受けて欲しい」 「え?ミヤナック家と殿下から?」 「そ。今日の夕方に晩餐会がある。そこで、ルナとローザスと多分フレットの護衛をお願いしたい」 「え?どういうこと?」 「今から説明する。サリーカは?」 「うん。後からくる」 「よかった。人数は大丈夫。あのね…」  僕が解っている事を説明した。 「事情はわかった。ちょっと相談したいけどいい?」 「もちろん」  ギルドとして受けるのなら、相談するのは当然だ。  僕のようにメリットが提示されているわけではない。丁度サリーカも合流して話をしている。 「ミル。わかった。依頼を受けるよ。条件は、ハーコムレイか殿下とすればいい?」 「うん。僕も、詳しくは聞いていないから、それでお願い。あと、さっきも言ったけど、”今年パシリカを受けた貴族”が全員参加してくる。その取り巻きも参加対象になっている。この意味はわかるよね?」  皆がうなずいている。  僕は、この部分は詳しく説明していない。誰に聞かれるかわからないからだ。でも、フェムやサリーカはすぐに気がついたようだ、他のメンバーも解ってくれたようだ。  皆で、ミヤナック家に急いで移動する事になった。  服装の問題が残っているからだ。サリーカが一度商隊に戻って服飾関係の人間を連れて戻ってきた。ちょっと高めに売りつけるようだ。ハーコムレイやローザスは苦笑を浮かべながらだが承諾していた。アルマールも混じって宝飾品を個々の髪の毛や瞳に合わせたり、数種類を組み合わせたり、服装に合わせて作ってくれている。  メイドや執事の話を聞くと、僕たちの護衛の話はローザスが言い出した事のようだ。  ギルドとしての実績作りという意味もあるが、むさ苦しい男の護衛を周囲に置いておきたくないという事らしい。他にも何か意味がありそうだったが、僕たちにとっては晩餐会に紛れ込めるメリットの方が大きい。立花たちの状況が確認できる可能性があるからだ。  僕は、夕方まで近衛の訓練に参加する予定だったのだが、護衛に関してのレクチャーをイリメリたちと一緒に受ける事になった。  夕方になる前に、僕たちは一通りの訓練を終える事ができた。本来の護衛や近衛から及第点をもらう事ができた。チート持ちだし、基礎的な知識は並の成人以上にある。ルナとフレットもこっちに参加したいと言っていたが、全員から止められた。戦闘能力で確実に遅れをとっている認識が有るのだろう。すごく悔しがっていた。  湯浴みをして、服を着替えてから晩餐会に移動する事になった。  会場は、王宮の一角を使う事になっていた。3台の2頭立ての馬車で移動になった。この馬車と馬が報酬でもらえる事になった。御者は後日手配してくれる事になった。素性がはっきりしている奴隷だと言われた。最初は、僕が主人になると言われたが断った、後日に話し合う事になったのだが、とりあえずはサリーカかイリメリかフェムが主人として登録する事になった。  会場は、王宮の離れのようだ。  馬車が沢山止まっている。あの中に、リンの敵が居る。僕が切り伏せる敵が居る。リンのすべてを奪った敵が居る。 「ミル。ミトナル?」 「え?あっごめん。少し考え事をしていた。なに?」 「ううん。今にも、人を殺しそうな雰囲気だったから話しかけただけ。まだ我慢だよ。今日は、相手の事が解ればいいのだからね」 「う、うん。わかっている。今日は、ルナの護衛で来ている。僕は、護衛の1人。うん。大丈夫」  招待状は、ルナとフレットとハーコムレイが出す。僕たちは、それぞれの護衛だと説明する。  それだけで問題なく中に通された。控え室まで用意されていた。 「ねぇ」  イリメリが何かに気がついたようだ。 「晩餐会はわかったけど、私たちの関係は秘密にしておいたほうがいいと思うの?」  イリメリが簡単に説明したけど、納得できた。  避けられるリスクは回避した方がいいだろう。特に、愛称呼びは絶対にダメという事になった。特に、ルナとフレットに対しては愛称ではなく、様呼びが徹底される事になった。人数が9人というのはまずい。立花は大丈夫だとしても、誰かが疑って来るかも知れない。アルマールとカルーネが控室で待っていて途中で交代する事になった。ローザスもハーコムレイも承諾してくれたので問題は無いだろう。  晩餐会が開始された。  開会の挨拶が有るわけではなく、人が徐々に集まってきて、挨拶をしたり、近況を話し合ったりしている。  途中で、陛下の挨拶が有って、あとは食事と飲み物を楽しみながら話をする事になる。  立花たちを視認した。  こちらに気がついている様子はない。いつものように、馬鹿丸出しで騒いでいる。10人揃っていないのが気になる。8人?細田と西沢が居ない。  この前は全員揃っていた。別行動?どういう事?嫌な予感がする。  サリーカも同じように思っているのだろう。僕を見ている。  あまり見ていると不自然に見えるかも知れない。近くに寄りたい衝動を抑えて、周りを警戒するフリをする。  30分くらいしたら、立花たち姿が見えなくなってしまった。 「ミトナル嬢」 「はい。なんでしょうか?ローザス殿下。ミヤナック様もご一緒なのですね」  ローザスがすぅーと身体を寄せてきた。 「ミトナル嬢。男爵の控室は、右の通路を出た所に固まっているよ。彼らがそうなのだろう?」  驚いて、ローザスの顔を見てしまった。  ニッコリと笑っているが、目が笑っていない真剣な表情をしている。 「彼らは、部屋で近くに居たメイドを攫って行ったようだ」 「は?」 「うん。犯罪だけど、始末に負えないよね」 「…」  そこまで話して身体を離した。そして、手に何かを握らせてくれた。 「ミトナル嬢。右の通路の先に、馬車が止まっている。悪いけど、上着を持ってきてくれないか?それから、間に合ったらそれを見せればいい」 「はっかしこまりました」  ローザスの話が本当ならまだ間に合うかも知れない。  通路に入ってから肉体強化を使って最速で移動する。  間に合った。 「何をしている?」 「うるせい!俺たちに関わるな!」  |マニュエル・レイザー《三塚浩市》だ。クズはどこでもクズのようだ。 「私は、こういう者だ」  ローザスから渡された近衛の印をかざす。  捜査権や逮捕権があり、貴族当主には効力を発揮しないが、子息を逮捕して勾留する事はできる。建前ではそうなっている。 「ちっ!近衛の女か」 「おい。三塚。さっさとこい。女の1人くらい気にするな。奴隷でも買えばいいだろう?」 「おっおぉ。お前。顔を覚えたからな!今度あったら犯してやるからな!」 「下品ですね。耳が腐る。さっさと行け」 「なに!お前、死にたいのか?」 「できない事は口にしないほうがいい」 /*  名前:マニュエル・レイザー(1)  真命:三塚浩市  ジョブ:レンジャー  体力:350  魔力:190  腕力:420  敏捷性:220  魅力:19  スキル:(隠蔽)隠蔽  スキル:短弓武技、長弓武技  ユニークスキル:|自動治癒《オートリジェネ》(1)/状態異常半減(1) */ 「あぁ。本当に死にたいようだな」  自動治癒が少し厄介だけど、他はなんとかなりそうだな。  剣に手をかける。 「三塚!さっさと来いよ。お前の分がなくなるぞ!」  誰かわからないが、中から声が聞こえる。  三下のような捨て台詞を吐いて、部屋の中に入っていく。顔を殴られたのだろう。腫らした目で僕を見る。立たせてから、馬車に連れて行く、フェムの所につれていく事にする。仕事はもう大丈夫で、交代を終えて帰ろうとしたところを殴られたという事だ。  アイツラはどこに居てもやる事は同じだ。  御者にメイドの世話を頼んだ。ローザスに連絡してどうするのかを確認してくれる事になった。ローザスの上着なんて無いのは解っていたが、馬車を確認してなかった事を報告する為に戻る。  アゾレム男爵の控室から、奴らの声が聞こえる。  ”日本語”で話をしている。ばれないとでも思っているのか?それとも、バレても問題ないと思っているのか?  え?  コイツら…!!!殺す!殺す!殺す!殺す!  でも、今はそれよりも…リンの所に1秒でも早く行かなければ!  どうしよう。  このままでは・・違う。落ち着け。和葉。今慌ててどうする。でも、でも…。 「ミル?」 「サリーカ!ちょうどよかった。馬車に付き合って!」 「え?え?うん。わかった!」  僕が、”アゾレム男爵”の控室の前で固まっていたから、何か有ったのだと思ってくれたようだ。  馬車に移動して、魔法を発動する。  リンに教えてもらった、音を遮断する魔法だ。灰魔法の派生だ。 「それで?」 「アイツら。リンを…。リンとマヤを殺すつもりだ」 「え?ミル。何があった。しっかり説明して」  僕はヤツラが日本語で話していた事を、サリーカに説明する。  ヤツラは、アゾレム領主からの命令として、リンとマヤが住む村の村長と近隣の村の村長に、リンとマヤの捕縛命令を出した。そして、商隊の中に村から来た者を一緒に帰らせて、リンとマヤとサラナとウーレンをマガラ渓谷に落とすつもりだと笑っていた。  確実に行う為に、|イアン・ブォーノ《細田博行》と|ロラ・ゴーチエ《西沢祐太》が監視しに行っているという事だ。  リンの村の誰かがリンとマヤを裏切った事になる。  商隊に紛れ込んで、二人の荷物を預かって、4人を突き落とす。それで、突き落とした奴はアゾレムの領都で生活できるという事だ。勿論、立花たちにそのつもりはない。突き落とした奴と3つの村は、マガラ渓谷に4人の領民を突き落とした裏切り行為で取り壊して、全員を奴隷落ちにするつもりのようだ。 「リンとマヤを助けに行く」 「間に合わない」 「行く。サリーカ。皆に説明をお願い。僕は、行く」 「ミル。行っても…」 「サリーカ。邪魔するのなら、サリーカでも僕は切る。僕は、リンとマヤを助ける。そのために、ここに居る。邪魔しないで…お願い」 「…」  サリーカを見つめる。サリーカが目線を外してくれる。そして、身体を横にずらして、道を開けてくれた。 「ありがとう」  サリーカに近衛の印を渡して走り出す。商隊は、ゆっくり進む。まだマガラ渓谷に到着していない。はずだ。  僕は、なんで一緒に行かなかった。  僕は、なんでリンのそばに居なかった。  僕は、なんで大事なときに役に立たない。  リン!無事で居て!  村長は、リンとマヤの親代わりにもなっていると聞いた。そんな人がリンとマヤを裏切った?違う。村長としては、村の方が大事なのだろう。解る。でも、村長はリンとマヤを裏切った。商隊も同じだ。理由は有るだろう。でも、僕はリンを裏切った者を許せない。許す事ができそうもない。
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