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Before
 全ての痛みを癒やせる力を持った大島浩輝。それ故に痛みが嫌いだった。
 
 そして出会ったのは、四六時中痛みと戦っている少女。
 
 接していくうちに、彼女の病をなんとかしたいと思うが、それは大島の力も通用しない難病だった。
 
 そして、ついに希望を失った彼女は死を選ぼうとする。そんな彼女の心の寿命は一年。そこに希望を見出すべく、大島は運命の一年を走り始める……
べっこう飴
(ID Y0DtLd03HfFWU)
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治せないのは君の心だけ
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 第一章 出会い
 真っ暗な空に砂ぼこりが舞ったように、月の光が差し込んでいた。
 廃工場となった場所にあるさびた金属の部品は、淡く、白く輝いていた。
 幽霊が不気味な場所に現れやすいというのは、あながち間違っていないと思う。
 僕はこう思っている。
 なぜなら、
 僕は幽霊だからだ。
 二年前、僕は通り魔に刺されて死んだ。塾の帰り道で、辺りは暗く、何か考え事をしながら歩いていたような気がする。
 今ではあまり思い出せないが、ボーッと歩いていて、後ろから走ってくる通り魔に気付くことができなかった僕は、腹を刺されて即死だった。
 人は死んだら天に昇ると思っていたのだが、どうやら、全員が全員ではないらしい。
 知り合いのおじさんの幽霊によると、この世に未練を残したまま死んだ人間は、この世に残り続けるらしい。
 ありきたりすぎて信じられなかったが、そのおじさんの幽霊の目が真剣だったので、とりあえず信じることにした。
 未練なんてものは、あまりなかったような気がする。



 強いて言えば、親への感謝の言葉くらいだろうか。
 でも、友達も恋人もいない僕は、そんなに人生が楽しかったわけでもなく、かといって第三者に、
「今の人生楽しいですか?
 とでも言われたら、はい。と答えてしまうような人間だった。
 幽霊になって分かったのは、この世には結構な数の幽霊がいるんだってこと(数えられる程度だけど)それから、幽霊にもちゃんと足があるんだってこと。
 ただ、物や人に触ることができない。逆に言えば、壁とか障害物を関係なしに移動できる。
 その能力を悪用すれば色々なこと(具体的には言えない)ができるのだけれど、そんなことするような性格でもなかったし、元々そんな勇気はないので、僕はしない。
 なんでこんな陰気くさい廃工場なんかにいるかっていうと、見つかるのが嫌だからだ。人間に。
 たまに、一万人に一人くらい、霊感の強い人間がいる。
 そういう人は、偶然、僕たちみたいなものが、見えたりしてしてしまう。
 昔、小学生のころには、クラスに一人くらいは、
「オレ、霊感あるぜ!
 と自分で言って、周囲を困らせる人がいたような気がするけれど、
 今になってみると、こんなに少ないのだ。
 そういった人に見られて驚かれるのは、僕も嫌なので、人の多いところには行かない。
 中には、驚かすのを生きがいにしてるやつもいるみたいだけど。
 さて、そろそろ散歩しよう。
 散歩というのは、僕が死んでからずっと続けていることだ。
 死んだ日に歩いていたあの路地を毎日歩いて、通り魔がいないか確認するのだ。
 もう誰も襲われて欲しくないし、通り魔に復讐するのが、僕がこの世に残した未練のような気がするから。
 廃工場に背を向けて、コンビニの方向に歩き出す。
 幽霊は、スーーーーって平行移動すると思ってる人がいるかもしれないけど、それは違う。
 足があるから、普通に歩くのだ。
 この二年間、通り魔を見たことは一度もない。
 もし見つけたとしても、触れないのにどうやって復讐するんだろう。僕が聞きたいくらいだ。



 3つ目の曲がり角を曲がると、細い路地に出る。
 僕が殺された場所だ。
 一年ほど前はよく置かれていた、花も、今ではもうない。
 ここで一つの命が絶たれたことなど、皆すぐ忘れてしまうのだ。
 ああ、まただ。誰もいない。通り魔事件が起こってからというもの、夜にこの路地を通るのは酔っ払いくらいしかいなくなった。
 今日はもう帰ろう。
 あきらめて背を向けた、その時だった。
 コツン… コツン…
 リズムよく音を刻む靴の音が、心臓に響く。
 まさか、通り魔?
 いや、それは違った。
 そこにいたのは、同い年くらいの、髪を肩くらいでそろえた高校生だった。
 そんな人が、制服を着て、こっちに向かって歩いてきたのだった。
 こんな時間に何してるんだろう。しかも通り魔のあった場所で女子高生が一人なんて。
 すごく心配になる。もしここで通り魔が来ても、僕は何にもできない。
 彼女がこちらに近づいてくるにつれ、徐々に緊張が増した。その緊張が、自分の人見知りから来るのか、通り魔の心配なのかは、分からなかった。
 無事に通りに出れればいいけど…
 下を向いて歩いていた彼女だったが、なぜか、僕の近くに来ると、立ち止まった。
 え??もしかして霊感ある人なのかも……だとしたらなんで見られてるんだろう。
 額に冷や汗が流れる。そして、
「…誰?
 と言い放った。
 普通の人間には見えない幽霊の僕の、眼を見て。
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